【さくらVPSで運用 CentOs5.5】APC編

APC (Alternative PHP Cache)

APCPHPの中間コードやキャッシュやを最適化して高速化してくれるモジュール。

要は、サイトの表示が早くなる。

PECL (the PHP Extension Community Library)

C言語で書かれたPHP用拡張モジュールライブラリ。
登録されている拡張モジュールをネットワーク経由でインストールしたり出来ます。

あ、そういうもんだったのね。
PHPのモジュール入れるのに便利なやつってことで覚えておこうっと。

インストール

まず、PECLをインストール

# sudo yum -y install php-pear

なんで、php-peclじゃないんだろ。
って思うんだけど、peclってコマンドを使える様にするためにpearを入れるって感覚なんだろうきっと。

次に、APCインストールに必要なやつをインストール。入れないとエラーで怒られる。

# sudo yum -y install php-devel

php-devel パッケージには PHP 拡張を構築するために必要なファイルが含ま れています。もし独自の PHP 拡張をコンパイルするならこのパッケージをイ ンストールする必要があります。
http://penguin.triumf.ca/comps/9/ja_frames/rpms/php-devel.php

ここではphpizeを使うのに必要ぽい。

# sudo yum -y install gcc

GNU が作成している C/C++ コンパイラFreeBSDLinux などは標準の C コンパイラgcc になっている (ccとgccはハードリンクされている)。Solaris など商用マシンでも gcc の重要度は高く、OS 標準のコンパイラではコンパイルできず、gcc を使わないといけないソフトウェアも多い。
http://x68000.q-e-d.net/~68user/unix/pickup?gcc

# sudo yum -y install httpd-devel

apxsコマンドを使うためのやつ。
apxsはapacheの追加でモジュール拡張する時に便利なやつらしい。
http://d.hatena.ne.jp/shimooka/20081006/1223281545


意味が理解できたら、次からはこれ一発でおk

# sudo yum -y install php-devel php-pear gcc httpd-devel

やっとAPCのインストール

# pecl install apc

なんかエラーでた。

PEAR::raiseErro() in /usr/share/pear/PEAR/REST.php on line 165

えー。そんなのありかよ。

sudo vi /usr/share/pear/PEAR/REST.php

×raiseErro()
〇raiseError()

に直してあげる。

本来なら、ここで pecl install apc でわーいってなると思うんだけどなぜかエラーを吐く。
仕方ないので、手動インストールに切り替えた。

# svn checkout http://svn.php.net/repository/pecl/apc/trunk apc
# cd apc
# phpize
# ./configure
# make
# sudo make install

# sudo vi /etc/php.ini

一番下apcのエクステンション使うよって追加。
extension=apc.so

Apache再起動して反映させる。

# service httpd restart


完了。
php.iniに追加するのは、peclでインストール成功しても手動でインストールしてもやる。
当たり前だけど。

wordpressで重いなーと思って入れてみたが、体感で分かるくらい早くなった。
ていうか、数値での測り方がわからんw